2020.07.16
【6月2日】3年目のビジネススクールが開講しました
2020年6月2日(火)から、3年目になるコースA 「事業開発論:ビジネスデザイン」の講義が始まりました。今回は新型コロナウィルス感染拡大防止対策としてZoom Web会議システムを使用したオンラインでの実施となりました。
講師は2019年度より引き続き東京工業大学大学院環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程・イノベーション科学系(兼担科学技術創成研究院スマート創薬研究ユニット)准教授の仙石慎太郎先生です。
このコースは本学学部生・大学院修士課程院生と社会人受講生が一緒に受講し、アントレプレナーシップについて、また事業機会を実現するための具体的な工程について講義で学んだ後、グループに分かれて演習を行いビジネスモデルについて議論、発表を行う実践的な内容となっています。受講生数は、学部生・博士前期課程院生・社会人で合計29名でした。
2020年度「事業開発論:ビジネスデザイン」講義内容(各日18:00-20:00)
・第1講 6月 2日火 アントレプレナーシップとイノベーション[イントロダクション]
・第2講 6月 5日金 戦略とその策定ツール
・第3講 6月 12日金 戦略オプションの立案と評価
・第4講 6月 19日金 ビジネスモデル概論[演習課題の提示]
・第5講 6月 26日金 演習発表:ブレインストーミング
・第6講 7月 3日金 演習発表:発表[クロージング]
講義では、質疑応答・課題発表など、双方向の活発な議論がなされました。座学の後で、6月26日には5つのグループに分かれ、下記のテーマに基づき演習が行われました。そして7月3日の最終講義では各グループ10分のプレゼンテーションが行われました。
グループ演習・発表テーマ
・株式会社ユーグレナが実施するバイオジェット燃料(BJF)事業について、その重要な課題を3つ指摘し、対策法を立案して、同社の役員に提言してください。
演習発表の後には、仙石先生に加え、ジャパンティッシュ・エンジニアリング・専務・大須賀俊裕氏、本学総合教育院 教授 藤原孝男先生より講評がなされました。その後、本講義TA博士後期課程院生の松木大輝君も加わり、評価・選考が行われ、最優秀賞2チームが選ばれました。最優秀賞者には賞状が贈られる予定です。
受講生からは、このコースを通してベンチャー企業や大企業などがより身近に感じられるようになった、事業を展開することに興味をもち、より人生が挑戦的になったなどの意欲的な声が聞かれました。
事業開発論:ビジネスデザインオンライン講義の様子
最優秀賞グループ1、4 演習発表
現在、下記のコースの受講生の申込受付も行っています。
C.アントレプレナーシップ基礎 10/8-12/3 申込締切 10/1
D. アントレプレナーシップ応用 12/11-2/26 申込締切 12/4
E.社会実装論 10/16-11/20 申込締切 10/9
詳細はこちらをご覧ください 2020年度 ビジネススクールプログラム
お問い合わせ先:
技科大EDGE-NEXT事務局 植松
e-mail: office@siva.tut.ac.jp
℡:0532-44-6964
(火・木9:00から16:00まで対応)
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