アントレプレナーシップ教育プログラム

ニュース

【6月1日】ビジネススクールが最初のコースAを終了しました

 2018年6月1日(金)コースA「事業開発論:ビジネスデザイン」の講義が盛況の中、無事終了しました。

 今年度初めて、文科省EdgeNextの助成・支援により、本学で「事業開発論:ビジネスデザイン」を開講し、盛況の内に無事終了しました。その主要なコンセプトの1つは、社会人受講生の方と修士課程の院生とが一緒に受講し、演習で互いの意見を交えることです。特に、非常勤講師の東京工業大学大学院の仙石慎太郎先生による司会を媒介として、企業等の実務における具体的な課題(ニーズ)と5つの系(機械工学や電子情報工学などの専門系)などの各研究室に所属する院生の若い感性及び専門知識(シーズ)とのマッチングによるブレインストーミングでの活発な議論を目的に、座学にて社会科学としての経営学における経営戦略論・技術経営論・マーケテイング論などの基礎を学んできました。1日2時間(18:30-20:30)の計6回の講義の中で、最初の計4回が座学と共通課題に関する議論で、第5回目がグループ別の事業案に関する集団的議論、最後の6回目がグループ別の事業計画に関するプレゼンテーションでした。特に、第4回で各自に課せられた事業計画の課題を基に、4人の代表的な事業案が仙石先生によって選ばれ、その基本骨子を基に、自主選択によって4グループのメンバーが決まりました。第6回のプレゼンテーションでは、他のグループや司会者の質問の他に、東京のプルータス・コンサルティングの執行役員の中川卓也氏による企業評価の経験に基づくコメントや助言が出されました。また、中川氏には同日、本年度第1回起業家育成セミナーでのご講演も賜っています。

 

授業風景(5月25日・6月1日)

           

 

  上部の写真は、左からグループディスカッション、最終プレゼンテーションの様子です。コースA「事業開発論:ビジネスデザイン」の主眼は、事業概念の設計思想の意思疎通を目的としています。それに続くシリーズのコースB「事業開発論:テクニカルスキル」では、当該コンセプトを一層具体化する授業の中身を目指しています。

 現在、615日(金)から始まるコースB「事業開発論:テクニカルスキル」他の講義の受講受付も行っています。

 

お問い合わせ先:

総合教育院

ビジネススクール事務局:植松

              office@siva.tut.ac.jp

              ℡:0532-44-6964

   (月・火・木の各曜日   9:00~16:00

 

ニュース一覧へ