2019.02.26
【12月21日-2月22日】アントレプレナーシップ応用でのオムニバス形式授業・演習と表彰式
2018年12月21日 ~ 2019年2月22日の期間、コースD 「アントレプレナーシップ応用」では、再掲載の表にあるオムニバス形式の外部講師によるバイオ産業・医療機器製造業・3D CAD ソフトウエア産業の各創業・新規事業立案者による経験談や教訓の講演の他に、本学で学んだ弁理士によるベンチャーに必要な知財の知識の説明に加えて、本学での社会人博士後期課程修了者で実務経験者による事業計画立案のグループ演習が行われました。
事業計画の演習では、社会人1人と留学生を含む学生2人による3人ずつの4グループによる事業計画の立案とプレゼン・コンテストが行われました。
1)山本喜八朗氏のグループ「モンゴル革製品ブランド:アリッス」
2)白井理賀氏のグループ「IUJ移住生活情報サービス:IUJトータルサービス」
3)関 裕正氏のグループ「高齢者の安全を守るウェアラブル機器:i-ear」
4)川野卓也氏のグループ「脳の財産をキープするサービス:Brain Wealth Keep Service」
山本喜八朗氏のグループはモンゴルの天然資源を生かして革製品ブランドの開発を目指す国際開発ビジネス、白井理賀氏のグループは少子高齢化で限界集落化する地域での再開発を目指す情報提供型ニュービジネス、関 裕正氏のグループは補聴器とカメラを結合したウエアラブル機器開発、そして川野卓也氏のグループは軽度認知障害(MCI)の改善に貢献すると考えられるケイタリングサービスについてそれぞれ発表しました。加えて、プルータス執行取締役の中川卓也氏による講評も実施されました。フロアーによる公開評価の結果、川野卓也氏のグループの事業計画が優秀賞に選ばれました。
個人課題では、川野卓也氏の「コンフォート ナースレコード【快適な看護記録システム】」という看護師による音声での自動カルテ記入の事業提案が優秀賞に選ばれました。ビッグデータ・AIとの統合によって、また、聴覚に加えて視覚と結合することによって今後の可能性が期待できる内容と考えられます。
最終日の2月22日には、個人課題の優秀賞の川野卓也氏による「コンフォート ナースレコード【快適な看護記録システム】」に関する事業計画の模範プレゼンが行われました。続いて、個人課題の優秀賞の川野卓也氏への賞状の授与、さらに、グループ優秀賞の川野卓也氏・酒井 一君・與座克明君の3人への賞状の授与がなされました。その後、藤原孝男教授によるまとめとしてのベンチャーがデスバレーを克服するためのリアルオプション・ゲーム理論・ベイジアンMCMCという3方法論の応用可能性に関する説明がなされました。最後に、今年度のビジネススクール全体の総括がなされました。
外部講師の授業風景:
大須賀俊裕氏の授業(12月21日) 小林和人氏の授業(1月11日)
内田幸雄氏の授業(1月25日) 井川浩文氏の授業(2月1日)
久米克典氏の授業(2月8日) 久米克典氏の演習(2月8日)
演習でのグループ別発表の風景:
山本喜八朗氏グループの発表(2月15日) 白井理賀氏グループの発表(2月15日)
関 裕正氏グループの発表(2月15日) 川野卓也氏グループの発表(2月15日)
表彰の風景:
川野卓也氏の個人課題の模範発表(2月22日) 川野卓也氏の個人優秀賞の授与(2月22日)
川野卓也氏のグループ優秀賞の授与(2月22日) 酒井 一君のグループ優秀賞の授与(2月22日)
與座克明君のグループ優秀賞の授与(2月22日)
現在、4月12日(金)から始まるコースA 「事業開発論:ビジネスデザイン」他の講義の受講生の受付も行っています。
お問い合わせ先:
総合教育院
ビジネススクール事務局:植松
e-mail: office@siva.tut.ac.jp
℡:0532-44-6964
(火・木・金9:00から16:00まで対応)
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