アントレプレナーシップ教育プログラム

活動報告

【11月29日-12月20日】「起業家育成セミナー特別講演会:アントレプレナーシップの活性化に向けて」のシリーズを開催しました

学内でのアントレプレナーシップへの関心を喚起し、学外の社会人にもビジネススクールを紹介し、地域での産学連携によるベンチャーエコシステムの構築への意識を高める目的で、4週間の連続のシリーズ講演会が開催されました。この講演会の発案は、学長及び寺嶋一彦副学長・理事による学生との懇談会が契機です。

 プログラムは、次のような毎週のシリーズ化された次第で構成されました。

 

【プログラム】

11月29日(木) 18:00~19:30 A-114(教室)

「小さな技術から大きな夢、事業化へ 大学は技術の宝庫、それをいかすのは若者

豊橋技術科学大学 理事・副学長 寺嶋一彦

総合教育院 教授 藤原孝男

 

12月6日(木) 18:00~19:30 A-114

「パラダイムシフトする日本のものづくりと次代を担う商品・事業開発」

新東工業株式会社 特別顧問 川合悦蔵氏

 

12月13日(木) 18:00~19:30 A-114

「企業における社内ベンチャーと、オープンイノベーション展開」

武蔵精密工業株式会社 上席執行役員 伊作 猛氏

 

12月20日(木) 18:00~19:30 A-114

「ベンチャー支援基金ギャップファンドの紹介と本学の取り組み」

豊橋技術科学大学 副学長(研究力強化担当) 田中三郎

機械工学系 准教授 三好孝典

機械工学系 講師 永井萌土

環境・生命工学系 助教 栗田弘史

 

 11月29日の寺嶋一彦理事・副学長の講演では、EDGE-NEXTでの本学の役割の制度の説明と、自身のロボット研究の歴史についての紹介と大学のアイデアの事業化に向けての応援の声明がなされました。

 同日の藤原孝男教授の講演では、EDGE-NEXTでの具体的な教育の仕組みと、自身の研究として、ベンチャーのデスバレー(死の谷)克服に向けたリアルオプション、ゲーム理論、そしてベイジアンMCMC分析の方法論に関する紹介がなされました。

 126日の川合悦蔵氏の講演では、自身のMOTの研究に絡めて、大学の技術的アイデアを事業化するための方策について、TV番組の「下町ロケット」の事例を踏まえながら持論が開陳されました。

 12月13日の伊作 猛氏の講演では、自社の歴史、AIなどの事業戦略、社内ベンチャー、社内ベンチャーキャピタル及び、駅前に開設中の自社のオープンラボの概要及び活用方針について紹介がされました。

 12月20日には、中部圏でのコンソーシアムのギャップファンドから資金的支援を受けて事業化に向けた研究をしている代表として4名の教員が講演をしました。先ず、田中三郎副学長からRAC責任者の観点からのEDGE-NEXTの仕組みの説明と、自身のバイオセンサーに関する講演がありました。第2に、三好孝典准教授からインターネット経由でのアクチュエーターの開発・事業化・ベンチャー創業の紹介がなされました。第3に、永井萌土講師から、バイオ創薬に向けMEMSの事業化の構想が発表されました。そして、最後に、栗田弘史助教から微生物の感染に関するプラズマ照射などによる総合的な解決方法に関する事業化のアイデアが示されました。

 また、4週間を通して、聴講者の人数は満席とは言えない状態でしたが、比較的熱心な質問とコメントがフロアーから寄せられ、講演者にとっても大きな刺激と新しい視点を得る機会となりました。

講演スナップショット

 寺島 一彦副学長・理事の講演      藤原 孝男教授の講演

 

 

 川合 悦蔵氏の講演           伊作 猛氏の講演 

 

 

 田中 三郎副学長の講演         三好 孝典准教授の講演

 

 

 永井 萌土講師の講演        栗田 弘史助教の講演 

 

 

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